12663469 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

株/投資/ヘッジファンド/きまぐれぽんた

株/投資/ヘッジファンド/きまぐれぽんた

投資スタンス【保存版】

memorial road


投資スタンス【保存版】
多くの一般投資家は儲けようとして実際には儲けられずに損に沈む。それも、上がらない
株を持ち続けてプラス面が出ないまま厳しい現実に遭遇して、その真実を消化できない
で持ち続けていき結局、大損していき、なぜ損したのか自己分析がはっきりしないまま、
結局『株はむずかしい』という曖昧な考え方の中で株式から撤退していくケースが多い。
上がる株は早期に利食い、その後のアップサイドを享受できないまま終わり、下がる株は
そのうち戻ってくるだろうという全くもって希望的観測でしかない戦略で持ちつづけ、
取り返しがつかないくらい損が膨らむという現象、身に覚えはないだろうか?儲かること
ばかり、損しないこと、また当たることばかり考えて投資すれば、実際には一般投資家の
場合は特に確率も甘く、損する銘柄に当たったり、入るべきタイミングを逸してしまい、
結果的に損失を被ることが多いのだが損した場合の対処方法が出来てないために、
儲ける前に損したまま潰れていってしまう。

ゴルフでもテニスでも一般のプレーは勝利する完璧なショットを打つことよりもミスの数を
出来るだけ減らすことで勝つ場合が多くある。つまり勝利すること、スコアーを伸ばすこと
ばかり考えるから、またはプロ的な展開ばかり考えるから少しもうまくならないのであり、
実際にはプロ的な勝利の方法は捨てて、ミスをなくしていくという方法から入ると実際には
最も上達が早いのだ。ミスショットが致命的な傷になりかねないことをしっかりと理解して
プレーすることが重要であることのいい例だと思う。これは株も同じ。勝つこと、儲かること
から考えるのではなく、損した・失敗した場合にどのように対処するのか、というところを
重視した方がよく、『8割はどうして逃げるかに神経を使う』といっても過言ではないのだ。
以前にこのメルマガでもほとんどの銘柄において『上がったら売り、下がったら売り』を
オススメしてきたのはそのため。上がって売ってしまったら、もったいないという一般投資家
のほとんどがその先に更に儲けられるチャンスがあると思っている。そうじゃない。その後
下がるリスクを低減させる方が結果的に儲かる結果につながることに気付いていないだけ。
上がって一度利食いして、更に自信があるのなら、その売却価格で更に買い戻せばいい。
単価が上がっても利益が出せると思うのならね。そうやっていつも単価を考えていけば、
この水準では追ってはいけないと思える水準で、腹八部目で止めておくことの重要性が
分かってくると思う。

株式は予想に反して動くことが多い。トレンドが上でも大きく調整したり、自分が売却した
あとにどんどん上がっていくこともある。時には、買った翌日から予想に反して上がらない
動きになる場合もある。じれったいし、もどかしい。自分の情報や判断が間違っていたのかと
疑いたくもなる。そのようなときに一般の人は、自分の運とか、また銘柄に対する当初の
見込みから、必ず上がる、きっと上がると、見てまずは何かあっても継続保有と考える。
きっと上がるだろうから、上がるまで待とう、という動きが基本にあることのあらわれ。
ところが儲ける人、厳しい人、プロ的な人は上がらないと思ったらすぐにカットしていく。
結論が出たときには下げてしまうこともあるので、下げ始めると思ったら売る。まず買った
株は半分は下がることもある、と考える方がよく、儲けるという理想的なパターンと、
下げるという現実に対してしっかりと対処できるようにしておくべきなのはそういったことから。
また更に上級者になれば、下がったところの理由を瞬時に分析し、カットするのか買い増しし
購買単価を下げるナンピンを行うのかを判断する。18日からの相場では銘柄ごとにこの
能力が問われた。下がっている銘柄はずっと下がっている。ナンピンしてたらおおやけど。
しかし、ナンピンをうまく使えた人はこの上下に激しく振れる相場で大儲けといったところ。

基本的に逃げるという考え方も常にある場合に、対処のスピードが変わってくることが投資を
するスタンスとしてとても大きい。一般の場合には、あまり損切りについての概念がない
ため、実際には予定どおりにならずに買ってから株が下げると、きっと戻ると考え、かなり
下げてもかならず戻る。さらに大きく下がるともう持ち続けるしかなくいつか戻る。と考える
ようになり、塩漬けになっていく。つまり考え方の中に損切するという概念がない人がいる
ことが多いのだ。それでは儲けられるわけがない、とだけお伝えしておく。本気で儲ける
ことを真剣に考えるのであれば、損切りを真剣にそしてスピーディーに考える投資戦略を
組み立てるべき。そして一般の人と違った概念で株式投資論を組み立てていく必要がある。
株式投資をして右肩上がりで株価が上がっていく時代ではないのだから、一般の常識だけ
では儲けることは出来ず、万人が儲けられるほど時代はやさしくないのだから。

株は半分損する、それからスタートした上で考え方を組み立てていくこと、さらに、考え方
としては、儲けることばかり考えず、損した場合の基準をあらかじめ考えて頭に入れて
おくことでしょうね。損するときのことに8割神経を使い、上げてきたところではあとは
どこまで上げるか見ていき、ほどほどで利食いすればよいのだから。こっちはそんなに
難しい話ではない。問題は多くの投資家が損するパターンである、下げたときにどう対処
するのか、という問題。まず確率の高いと思われるものしか買わないこと。結果が大きく
見えてくるまで持つのではなく下げる可能性が生まれたと思ったときにはすぐにカットする
ことが大切。実際に机上では理解できても実践はむずかしい、という方はぜひ仮想取引
(シミュレーション)を数カ月すること、もしくは株数を極力すくなく運用して見ることをぜひ
オススメする。この有料版やこちらの無料版でも「休むも相場」や「シミレーションの勧め」を
してきたところ。

ある意味10銘柄投資して7銘柄失敗しても儲けられる人がいる。また1勝9敗でも利益に
する、それがプロとも言われている。たとえば200円の株を買値から5円下げたら売るとし
たときに10本のうち7本損切りしても35円幅で済む。(当然手数料、税金がかかるので
実際にはもっと増えますが)つまり、残りの3本の利益は35円以上であればよいということに
なり、この確率があれば少なくてもトータルでマイナスにならないのだ。儲ける人は100万円
儲けて50万損切しても構わないと考えますが、儲けられない人は損することを避ける
あまりに利益が出ないでトータル運用が出来ていない。したがって、ポイントは何が何でも
損を大きく出さないこと。これが短期投資での原点。儲ける人はだらだら継続保有して損を
放置してそのまま拡大させることを好まずそしてそういう投資スタンスを持たない。株式は
うまくいかないこと、予想どおりにいかないことも当然に起こること、そのときの対処方法が
確立できているかがプロと素人さんの差になることがお分かりいただけるかな。よく有料版
や無料版でも、「素人さんは手出し無用」と書いてあるのは、この辺ができる人かどうかが
一つのポイントになっている。


儲かる銘柄だけを仕込み、損切するような株を狙わなければよいではないか、と考える人も
多くいて、現実に買った株はとことん売らない、という人もかなりいる。かつての高度成長
時代の日本株は持ち続けることでかなり効果があったので、株式は長く持っていればよい、
という古の習慣が支配していたが、それをやった人はこの10年で痛い思いをしたはず。
これからの経済ではかつての高成長を求めるのではなくあくまでも各論で勝負して、現実的な
利益を着実に積み重ねることがすべて。このため、しっかりと資産を増やすための方法としては
損切りというものをしっかりと見つめていく投資を展開するべきなのだ。勝てない銘柄に投資
してしまうのは素人さんもプロも全く一緒。今日書いたこれらの内容は儲ける力のある人は
全員分かっているであろう内容。儲からない人の中にも分かっちゃいえるけど実践できて
いないという人もいるだろう。それを実践できるためには、粘り強い精神と個人的なまじめな
取り組みが必要となり、儲けたいという思いが最終的には利益を生む原動力になることだろう。
勉強しないで、戦略なしで、儲かるくらいならこんなメルマガも有料版もいらないはず。万人が
儲けられるくらい簡単な相場環境なら、誰も儲かる=誰も大きく儲からないとなる。みなさん、
しっかりと勉強してください。そして、一般人から上のステップへ一緒にあがりましょう。
業績のいい銘柄、これから動く株、手が入っていることが確認できる銘柄の発掘は任せて
ください。しかし、その値動きを完璧に予想することは難しい。そこではみなさんの力量が
試されるのですから。連休、大いに遊んでお金使っちゃってください。連休後その金額の
数倍は稼げばいいわけですから。有料版の申込始まってるよ。おはやめに。


© Rakuten Group, Inc.